映画あらすじ

映画【ストックホルム・ケース】あらすじキャスト見どころ!実際の銀行強盗事件をもとに心理的作用を描いたクライムドラマ映画

「ストックホルム症候群」の語源となった事件を題材にした映画「ストックホルム・ケース」が2020年11月6日に公開となります。

イーサン・ホークが主演を務めており、ロバート・バドローがメガホンを取りました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【ストックホルム・ケース】作品概要

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

公開日(日本):2020年11月6日

上映時間:92分

原題:Stockholm

監督:ロバート・バドロー

脚本:ロバート・バドロー

制作:ニコラス・タバロック、ロバート・バドロー、ジャナサン・ブロンフマン、フレデリク・ザンダー

作品概要

スウェーデンで本当にあった強盗事件を題材としたクライムドラマ映画です。

ストックホルムの銀行に強盗に入った強盗と、人質とのあいだに芽生えてく共感について描いています。

イーサン・ホーク、マーク・ストロング、ノオミ・ラパスらが共演しています。

予告動画

映画【ストックホルム・ケース】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

何をやってもうまくいかない悪党のラース。

彼は自由の国のアメリカに逃れるために、アメリカ人風を装ってストックホルムの銀行強盗を実行する。

彼は、幼い娘を持つピアニストのビアンカを含んだ3人を人質に取り、犯罪仲間であるグンナーを刑務所から釈放させることに成功する。

続いて彼は人質と交換に金を逃走車を要求、グンナーと共に逃走するつもりであった。

しかし警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦をとることとなり、現場には大勢の報道陣が押し寄せ事件は長期戦へとなっていく。

すると、「犯人」と「人質」との関係だったラースとビアンカたちの間に不思議な共感が芽生え始める。

映画【ストックホルム・ケース】作品解説

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

この映画は、1973年にスウェーデンのストックホルムで起きたノルマルム広場強盗事件を題材に描かれています。

「ストックホルム症候群」という心理用語を生み出すきっかけとなった事件ということでスウェーデン史上最も有名な強盗事件として知られる5日間の立て籠もり事件です。

「ストックホルム症候群」とは、誘拐・監禁事件の被害者が犯人と長い間をともにすることで、犯人に対して連帯感や好意的な感情を抱いてしまう状態を示す用語です。

最初は脅されていた人質たちが、時間が経つにつれ恐怖が複雑な感情へと変わっていきます。

その理由として、人質は捉えられた段階で突然非日常的な空間に置かれ、食べる・話すなどの基本的行動の自由が奪われる状態となり、そしてそれが犯人から与えられることで、それを受け取る際にどこか幼児のときの母親に対する感覚のようなものを抱くのだと言います。

この用語は本映画の題材となった事件のみに見られるものではなく、1996年に起きた「在ペルー日本大使公邸占拠事件」においても同様の事象が起きていたといいます。

本作は伝説的なトランペット奏者、チェット・ベイカーの半生を綴り世界的ヒットを記録した映画「ブルーに生まれついて」の監督・主演コンビが再び手を組んだことでも注目を集めています。

ロバート・バドローは監督の他、脚本、制作も務めています。

2006年の長編デビュー作「That Beautiful Somewhere」は世界中の映画祭で上演され、2015年の「ブルーに生まれついて」で大注目を集めました。

同作品はカナダで多くの賞を受賞したほか、第28回東京国際映画祭のコンペティション部門でも上映されています。

キャスト紹介

キャスト

イーサン・ホーク(ラース)

ノオミ・ラパス(ビアンカ)

マーク・ストロング(グンナー)

ビー・サントス(クララ)

解説

主演を務めたのはイーサン・ホークです。

1985年に「エクスプロラーズ」で映画デビューを果たし、1989年の「いまを生きる」でブレイクします。

1994年「生きてこそ」、1997年「ガタカ」、1995年「恋人までの距離」などで人気を博し、2001年「トレーニング デイ」でアカデミー助演男優賞にノミネートされます。

2014年の「6才のボクが、大人になるまで。」では12年にわたる撮影に参加し、アカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞映画部門の助演男優賞にノミネートされました。

人質ビアンカを演じたのはノオミ・ラパスです。

1990年中頃からスウェーデン国内で女優として活動を始め、2007年のデンマーク映画「Daisy Diamond」で注目を集めます。

2009年「ミレニアム」3部作のヒロイン役に抜擢されたことでブレイク、2011年「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」でハリウッドにも進出します。

他の出演作に2011年「チャイルドコール 呼声」、2012年「パッション」、2013年「デッドマン・ダウン」、2016年「セブン・シスターズ」などがあります。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

この映画の見どころは、強盗犯にとらわてしまい人質となった3人がどのようにして犯人に対して好意を抱いてしまうかの過程です。

「ストックホルム症候群」はにわかには信じがたい症状ですが、果たしてどのような心理的作用が働いているのでしょうか。

また、銀行強盗を描いている映画ではありますが、ユーモアも交えた作りとなっているので見やすい1作に仕上がっていると思います。

この映画は心理学に興味がある方、「ブルーに生まれついて」の最強タッグのファンの方にお勧めしたい1作です。

まとめ

以上が「ストックホルム・ケース」のあらすじと見どころになります。

歴史的事件をユーモアを加えながらスリリングに描いた本作、何故犯人と人質は心を通わせたのか、その謎を是非劇場に確認しに行ってみてください。

劇中歌にはボブ・ディランの曲が4曲採用されているので、彼の曲をきいて映画を予習・復習するのもお勧めです。

参照:ボブ・ディラン