映画あらすじ

映画【ルース・エドガー】あらすじキャスト見どころ!人間の本質が試される衝撃作品

人間の心の内面に迫り現代のアメリカの持つ問題を提起した話題作「ルース・エドガー」が公開となります。

ケルビン・ハリソン・Jr.が主演を務め、ジュリアス・オナーがメガホンを取りました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【ルース・エドガー】作品概要

(C)2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

公開日(日本):未定

上映時間:110分

原作:J・C・リー

監督:ジュリアス・オナー

脚本:J・C・リー、ジュリアス・オナー

制作:ジョン・ベイカー、ジュリアス・オナー、アンドリュー・ヤン

作品概要

17歳の黒人の高校生の知られざる内面にスポットを当てていくヒューマンドラマです。

文武両道、模範的な若者として称されている若者が内面に抱えていたものとはなんなのか。

「イット・カムズ・アット・ナイト」のケルビン・ハリソン・Jr.が主演を務め、オクタビア・スペンサーとティム・ロス、ナオミ・ワッツが共演しています。

予告動画

映画【ルース・エドガー】あらすじ(ネタバレなし)

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アメリカバージニア州、アーリントンに住む高校生のルーカス・エドガー。

彼は文武両道に優れており、スピーチやユーモアのセンスもある17歳の少年。

アフリカの戦火の国で生まれたという過酷なハンデを自ら克服したことから、様々なルーツを持つ生徒たちからも慕われて、自由の国アメリカを象徴するような存在へと成長していた。

そんなルースはある日、レポートの課題をきっかけに、同じアフリカ系の女性教師であるウィルソンと対立したことから彼の日常が変わり始める。

ウィルソンにより、ルースが危険な過激思考に染まっており、同級生の性的暴行事件にも関わっている可能性があるという衝撃的な告発がされる。

そのことによりルースの養父母である白人夫婦のエイミーとピーターの胸に疑念が生じていく。

果たして、ルースが何者なのか、彼は「完璧な優等生」なのか、それとも、世間を欺く「恐ろしい怪物」なのだろうか・・。

映画【ルース・エドガー】作品解説

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この映画は2019年にアメリカにて上映されたヒューマンドラマ映画であり、原作はJ・C・リーの戯曲「Luce」であるといいます。

2019年1月にサンダンス映画祭でプレミア上映され、批評家から絶賛の評価を受け話題となります。

その後アメリカにて多くの賞にノミネートされ、その数はなんと20を超え、その年の最も優れた独立系作品を選定するインディペンデント・スピリット賞でも監督賞、主演男優賞、助演女優賞の主要3部門に名を連ねています。

映画批評集積サイトのRotten Tomatoesにおいても批評家支持率は91%を獲得しており非常に高い評価を受けていることがわかります。(2020年5月19日現在)

本作の監督であり、脚本も担当したジュリアス・オナーはナイジェリア出身の映画監督です。

長編デビュー作は2015年の「The Girl Is in Trouble」であり、その後ネットフリックス配信の「クローバーフィールド・パラドックス」にて監督に抜擢されるなど、今注目されている新鋭監督の1人です。

監督自らもアフリカ系移民でありこの物語と同じくバージニア州アーリントンで育ったことから、この物語に非常に強い思いを込めて作成したと言われています。

キャスト紹介

キャスト

ケルビン・ハリソン・Jr.(ルース・エドガー)

オクタビア・スペンサー(ハリエット・ウィルソン)

ナオミ・ワッツ(エイミー・エドガー)

ティム・ロス(ピーター・エドガー)

解説

主演を務めるケルビン・ハリソン・Jr.はアメリカ、ニューオリンズ出身の俳優です。

名門ニューオーリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツで音楽を学びながら舞台に参加したことがきっかけで俳優を目指したといいます。

2013年、「それでも夜は明ける」にてデビュー、その後2016年の「バース・オブ・ネイション」で注目を集めます。

2017年の「イット・カムズ・アット・ナイト」での演技が高く評価され、ゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー賞にノミネートされました。

ウィルソン教師を演じるのはオクタビア・スペンサーです。

元々はプロデューサー脂肪で映画業界に入ったといいますが、1996年「評決のとき」にて女優としての活動を開始します。

「評決のとき」の撮影現場で知り合ったテイト・テイラー監督の2011年の「ヘルプ 心がつなぐストーリー」にてアカデミー助演女優賞やゴールデン・グローブ賞を受賞します。

2016年に出演した「ドリーム」に出演したことでも話題となり、その作品と2017年の「シェイプ・オブ・ウォーター」でもアカデミー助演女優賞にノミネートされている実力女優です。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

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この映画の見どころは、成績優秀、スポーツ万能という模範的な生徒という存在が「客観的に作られたものである」可能性があるという点です。

この映画で主人公であるルースは全編通じて登場し続けますが、彼の真意はわからずミステリアスな存在として描かれ、観ている側の不安と疑問を呼び起こします。

誰もが認める「優秀な生徒」という存在を作り上げたのは彼自身なのか、それとも周りの人物からの評価によって作り上げられたものなのか。

普段、自らの価値観によって無意識に人間の価値を「査定」してしまっているとしたら、その価値観が間違ってたものだとしたら・・。

そういった疑問点を多く投げかけてくる作品であり、またアメリカという独特な体系の国家の持つ内面の問題に大きく疑問点を投げかけてくる作品です。

結末の読めないストーリが好きな方や人間ドラマが好きな方に是非お勧めしたい作品です。

まとめ

以上が「ルース・エドガー」のあらすじと見どころになります。

自分自身の価値観をもゆらぎそうになるというこの話題作の公開が待ち遠しいですね。

日本や各国の著名人らも多くの賞賛コメントを寄せており、是非劇場に足を運んでじっくりと観ていただきたい映画となっています。