映画あらすじ

映画【一茶】あらすじキャスト見どころ!天才俳人の知られざる生涯とは

かの有名な俳人小林一茶の半生を描いた「一茶」。

リリー・フランキーが主演を務め、吉村芳之が監督を務めました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【一茶】作品概要

(C)2017「一茶」製作委員会

公開日(日本):未定

上映時間:125分

原作:藤沢周平

監督:吉村芳之

脚本:柏田道夫

作品概要

誰もが知る有名俳人・小林一茶の知られざる破天荒な生きざまを描いたヒューマンドラマ映画です。

人生の様々な苦境に立たされながらも俳句を読むことを諦めなかった小林一茶をリリー・フランキーが演じています。

伊藤淳史、石橋蓮司、佐々木希、水川あさみらが共演しています。

映画【一茶】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2017「一茶」製作委員会

継母と折り合いが合わず、江戸へと奉公に出された若き日の小林一茶。

しかし、どの奉公先にもなじむことができず、居場所を転々とするうちに彼は俳諧の世界を自分の居場所だと定め、俳諧師となる。

次第にその個性と能力が認められた一茶であったが、当時の流行りが耽美的な表現であったことに比べ、田舎俳諧と呼ばれてしまう。

やがて彼は亡くなったし父親の遺言を巡って家族と対立することとなる。

また、妻である菊と幼い子供を立て続けに亡くすという不運に見舞われながらも句を詠み続けた彼の生涯とは。

映画【一茶】作品解説

(C)2017「一茶」製作委員会

この作品は日本人であれば知らぬ人はいないほど有名な江戸時代を代表する俳人・小林一茶をテーマとした藤沢周平の小説が原作となっています。

2017年に没後20年を迎えた藤沢周平が遺した傑作をリリー・フランキー主演で映画化しました。

原作者である藤沢周平は1927年生まれ、直木賞の受賞経験もある日本を代表する小説家の1人です。

元々農家の生まれで農業に携わってきたこともあり、農村を舞台にした小説や江戸時代を舞台に庶民や下級武士の状況を描いた小説を多く残しています。

彼の小説はメディア化した作品も多くあり、映画界では2002年の「たそがれ清兵衛」、2006年の「武士の一分」があり、ドラマ界では2002年「蝉しぐれ」や2007年「風の果て」などがあります。

また、作品のテーマとなっている小林一茶は松尾芭蕉や与野蕪村と並び江戸三大俳人と称される俳人です。

彼が生涯に残した作品は2万2000句にものぼると言われており、当時の俳句界でも人気を博しました。

しかし、現在まで語り継がれるほど人気な俳人となったきっかけは実は明治時代にあり、近代俳句で有名な正岡子規が彼の俳句を評価したことをきっかけに再び脚光を浴びたそうです。

彼の代表作は1819年に出された俳諧俳文集「おさが春」であり、歴史の授業で習った方も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな彼の人生は実は苦労に満ちたものであり、本作品はそんな彼の知られざる人生に寄り添ったものとなります。

そんな本作品の監督は吉村芳之が務めていますが、製作中に誠に残念ながら心不全のためお亡くなりになり、本作が彼の遺作となっています。

これまでの作品としてはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」や「北条時宗」を手掛け、「慶次郎縁側日記」シリーズや「柳生十兵衛七番勝負」シリーズなど時代劇中心に作品を手掛けています。

キャスト紹介

キャスト

リリー・フランキー(一茶)

佐々木希(菊)

伊藤淳史(仙六)

石橋蓮司(矢五兵衛)

解説

主演を務めるのはリリー・フランキーです。

武蔵野美術大学卒業後、イラストレーターやデザイナーとして活躍し、文筆・音楽・写真など多岐にわたるジャンルで活躍します。

2006年に出版した自伝的小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」がベストセラー、映像化もされ大きな話題となります。

2008年に「ぐるりのこと。」で映画初主演を果たし、ブルーリボン賞新人賞を受賞します。

以降多くの映画やドラマに出演し2013年の「そして父になる」や同年の「凶悪」など広い演技力をみせ多くの映画賞を受賞してきました。

2020年も本作の他「騙し絵の牙」「夏、至るころ」などの公開が控えています。

一茶の妻の菊を演じるのは佐々木希です。

2006年に週刊ヤングジャンプ「ギャルコングランプリ」と女性ファッション誌「PINKY」の「プリンセスPINKYグランプリ」を受賞したことでモデルとして活躍を始めます。

2008年に「ハンサム★スーツ」で女優デビューを果たし、2009年「天使の恋」で映画初主演を飾ります。

その後TVドラマや映画に次々と出演しており、ドラマ作品としては2009年「神の雫」や2010年「まっすぐな男」、映画は2014年「呪怨 終わりの始まり」、2015年「縁 The Bride of Izumo」などがあります。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2017「一茶」製作委員会

この映画の見どころは、知られざる小林一茶の生涯を知ることができる点です。

俳人として有名であり彼の俳句は一度は聞いたことがある人が多いと思いますが、その生涯がどのようなものであったか知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

幼い頃から奉公に出され、遺産相続争いみ巻き込まれたり家族を失ったりしながら何故彼は俳句を詠み続けたのか。

そして彼はこの世に何を残したかったのか、200年たってもなお愛される作品を作り上げた人物を知ることができる映画です。

この映画は彼の作品のみしか知らないという多くの日本人に是非みていただきたい1本です。

まとめ

以上が「一茶」のあらすじと見どころになります。

なかなか日常生活では知ることのできない有名な人物の人生を知るきっかけをくれるのも、映画の魅力の1つといえますね。

公開について現在色々問題を抱えてしまっているようですが、無事に公開される日を楽しみに待ちたいですね。