映画あらすじ

映画【一度も撃ってません】あらすじキャスト見どころ!2つの顔を持つ主人公のハードボイルドストーリー

ハードボイルドコメディ「一度も撃ってません」が2020年4月24日に公開となります。

阪本順治が監督を務め、丸山昇一が脚本、石橋蓮司が主演を務めました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【一度も撃ってません】作品概要

(C)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

公開日(日本):2020年4月24日

上映時間:100分

監督:阪本順治

脚本:丸山昇一

製作総指揮:木下直哉

作品概要

「半世界」「エルネスト」などで知られる監督阪本順治がメガホンを取った作品です。

冴えない小説化と伝説の殺し屋という2つの顔をもった主人公の物語を描きます。

「野獣死すべし」「探偵物語」の丸山昇一が脚本を担当、主演の石橋蓮司は18年ぶりの映画主演作となりました。

予告動画

映画【一度も撃ってません】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

物語の主人公は市川進、74歳。

煙草にトレンチコート、ブラックハットという出で立ちで大都会にあるバー「Y」で旧友たちと酒を酌み交わし情報収集を図っている。

彼の旧友はヤメ検エリートの石田や元ミュージカル界の歌姫・ひかるなどそうそうたるメンバーが揃っている。

市川は巷で噂されている伝説のヒットマンであり今日もそんな彼の元に「殺し」の依頼がやってくる。

しかし彼には別の顔があり、本当の姿は売れない小説家、妻である弥生の年金で暮らし、担当編集者の児玉からも愛想をつかされている存在であった。

物語を書く上でリアリティに拘りすぎた市川は「理想のハードボイルド小説」を極めるために殺し屋を演じていただけなのだ。

密かに「殺し」の依頼をうけては本物のヒットマンである今西に仕事を頼み、その暗殺状況を取材していたのだ。

しかし彼にもピンチが訪れる、妻に浮気を疑われ、敵のヒットマンから命を狙われることとなる。

小説のネタを集めていたはずが人生の窮地に陥ることとなる。

「一度も撃ったことのない」伝説のヒットマンの夜が始まろうとしていた。

映画【一度も撃ってません】作品解説

(C)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

この作品は、坂本監督が脚本担当の丸山と雑談中に石橋蓮司の主演作を持ち出した際に丸山が「伝説の殺し屋。実は一度も人を撃ったことがない」という一言を発したことがきっかけとなったそうです。

監督である阪本順治は1989年に「どついたるねん」にて監督デビューを果たし、その作品で、芸術選奨文部大臣新人賞、日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞作品賞を受賞し話題となりました。

その後も作品を作り続け、2000年に1973年の深作欣二監督の「仁義なき戦い」のリメイク作「新・仁義なき戦い」を監督し、また同じ年に監督した「顔」で日本アカデミー賞最優秀監督賞や第25回報知映画賞作品賞を受賞しています。

北野武と並ぶ「撮影所以後」を代表する監督の1人とされており、他の有名作に2005年の「亡国のイージス」や2008年「闇の子供たち」・「カメレオン」などがあります。

また、脚本を務める丸山昇一は横浜映画祭脚本賞受賞の「野獣死すべし」や日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞の「いつかギラギラする日」なので有名な脚本家です。

阪本順治監督はこれまで1997年「傷だらけの天使」や1008年「カメレオン」などの作品を手掛けており、タッグを組むのは本作で4作品目になるとのことです。

キャスト紹介

キャスト

石橋蓮司(市川進/御前零児)…伝説のヒットマンその正体は売れない小説家

大楠道代(市川弥生)…何も知らない進の妻

岸部一徳(石田和行)…元ヤメ検

桃井かおり(玉淀ひかる)…元ミュージカル女優

解説

主演を務めるのは石橋蓮司です。

芸能界デビューは1954年、映画「ふろたき大将」で主役に抜擢されたことがきっかけです。

その後虻川幸雄・蟹江敬三と共に「現代人劇場」や「櫻社」といった劇団の旗揚げを行うなど精力的に活動を行いました。

1990年、映画「浪人街 RONINGAI」「われに撃つ用意あり READY TO SHOOT」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しています。

その強い個性と高い演技力で父親役から会社役員、やくざの組長や総理大臣など様々な役をこなしてきた日本映画界を代表するバイプレーヤーです。

近年の作品として2010年「今度は愛妻家」「アウトレイジ」、2018年「散り椿」、2019年「キングダム」などがありますが主演として映画に出演するのは実に19年ぶりだそうです。

市川進の妻を演じるのは大楠道代です。

1964年に「風と樹と空と」で映画デビューを果たします。

かつては大映の看板女優であり1966年「氷点」や1967年「痴人の愛」などに出演しました。

結婚後改名して出演した1980年「ツィゴイネルワイゼン」にて日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。

阪本順治監督作にも出演しており、1998年「傷だらけの天使」や2000年の「顔」にてそれぞれキネマ旬報個人助演女優賞を獲得しています。

また、2016年に出演した「団地」にて本作と同じように石橋蓮司と夫婦役を演じました。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ

この映画は近年最近の映画には少ないハードボイルドをメインにしちょっと時代遅れの男が主人公に添えられています。

恋愛ものでもなく、大きな事件が起きるわけでもないですが、名監督と脚本家がタッグを組み日本を代表する名バイプレーヤーたちが勢ぞろいし面白い映画を作り上げたという作品です。

また、佐藤浩市&寛一郎、柄本明&柄本佑の親子共演など映画ファンに嬉しいポイントもあります。

日本の映画が好きというファンの方に是非お勧めしたい作品と言えるでしょう。

まとめ

以上が「一度も撃ってません」のあらすじと見どころになります。

どころなく懐かしく、哀愁とユーモアが織り交じったこの作品を是非チェックしてください。

「おうちで大喜利キャンペーン」という面白い企画もやっているみたいなので参加するのも面白いかもしれません。