映画あらすじ

映画【星の子】あらすじキャスト見どころ!これまでの自分の世界を疑い始めた少女の話

人気子役から成長した芦田愛菜の主演映画最新作、「星の子」が2020年10月に公開となります。

今村夏子の同名小説の映画化作品であり、大森立嗣監督がメガホンを取りました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【星の子】作品概要

(C)2020「星の子」製作委員会

公開日(日本):2020年10月

上映時間:109分

原作:今村夏子

監督:大森立嗣

脚本:大森立嗣

作品概要

芦田愛菜が2014年の「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」以来の実写映画主演を果たす映画です。

第157回芥川賞候補にもなった今村夏子の同名小説が原作となっています。

大好きな両親に愛情たっぷりに育てられた娘が、とある出来事をきっかけに自分の世界を疑いだします。

予告動画

映画【星の子】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2020「星の子」製作委員会

大好きなお父さんと大好きなお母さん。

両親から愛情たっぷりに育てられたちひろだが、両親はちひろの幼少期に病弱だったちひろを治した「あやしい宗教」を深く信じていた。

時が流れ中学3年生になったちひろは新任のイケメン先生に一目惚れする。

しかし夜の後援で奇妙な儀式をする両親をその先生に見られてしまい・・・。

更に彼女の心を大きく揺さぶるような事件が起き、ちひろは今まで自分が信じていた世界を疑い始める。

映画【星の子】作品解説

(C)2020「星の子」製作委員会

この映画は、今村夏子による小説を実写映画化した作品です。

原作者の今村夏子は広島県出身の作家であり、2010年に「あたらしい娘」で太宰治賞を受賞しデビューします。

2016年に「あひる」で第155回芥川龍之介賞候補となり、2019年「むらさきのスカートの女」で令和初となる第161回芥川賞を受賞しています。

本作も2017年に第157回芥川賞候補に挙がっており、また第39回野間文芸新人賞を受賞、本屋大賞にもランクインしていました。

また主役には幼少期より圧倒的人気の子役として活躍している芦田愛菜を起用していることでも話題となっています。

主演映画への出演は「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」以来5年ぶりであり、同学年である中学3年生の役を演じることとなります。

原作を読み、イメージした主人公を想像し、それまで象徴的であったロングヘアを役作りのために30㎝以上カットしたということです。

また、本作の監督を務めるのは大森立嗣です。

大学時代から8ミリ映画の制作を行い、2001年に出演・プロデュースを兼ねた作品「波」で第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞を受賞します。

その後井筒和幸監督などの多数の映画に演出として携わる一方で映画製作も行い、2005年に「ゲルマニウムの夜」で長編映画デビュー、国内に留まらず海外でも高い評価を受けます。

以降の作品に2010年「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」や2011年・2014年の「まほろ駅前」、2018年の「日日是好日」などがあります。

キャスト紹介

キャスト

芦田愛菜(ちひろ)

永瀬正敏(ちひろの父)

原田知世(ちひろの母)

解説

主役を務めるのは芦田愛菜です。

2009年、「ABCショートムービー2 “だいぼーけんまま”」で子役としてデビュー、同年「半分の月がのぼる空」で映画に初出演します。

翌年、映画「告白」やTVドラマ「Mother」での演技が話題となり、天才子役として名を馳せます。

2011年のドラマ「さよならぼくたちのようちえん」で主演、NHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」やTVドラマ「マルモのおきて」など話題作に多く出演しました。

2014年に「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」で映画単独初主演を果たした他、米長編アニメ「怪盗グルー」の日本語吹き替え版や「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」などに参加しています。

父親役は永瀬正敏が務めています。

1983年に「ションベン・ライダー」でデビューし、1989年の「ミステリー・トレイン」で注目されるようになります。

1991年の「息子」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞と新人俳優賞を受賞しその後も1996年「学校II」や1997年@誘拐」などに出演します。

2015年の「あん」、2016年の「パターソン」、2017年の「光」がそれぞれカンヌ国際映画祭で出品され、日本人俳優として初めて出演作が3年連続でカンヌ出品となったことでも話題となりました。

母役を演じるのは原田知世です。

1982年より女優として活動を始め、TVドラマ「セーラー服と機関銃」「ねらわれた学園」で主演を務め知名度を上昇させます。

翌年「時をかける少女」を主演で務め、映画のヒットとともに人気を博し、その後1984年「天国にいちばん近い島」、1987年「私をスキーに連れてって」、1995年「あした」などの話題作に多く出演しています。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2020「星の子」製作委員会

この映画の見どころは、自分にとって「普通で当たり前」の世界が他人にとっては異常である可能性があるという事実、そしてその異常に気付いた少女がどう行動していくのか、という点です。

「常識」や「正しい・間違っている」の判断は何に基づいて判断されるのか、深く考えさせられる作品です。

特に子供にとって絶対的存在である両親が「異常」である時、どのような選択肢が子供に与えられるのでしょうか。

色々考えさせてくれる作品なので、映画を観た後長く余韻に浸りたい方などにお勧めの映画です。

まとめ

以上が「星の子」のあらすじと見どころになります。

中学3年生の少女が「家族」以外の世界を知り、向き合っていく姿を描いた本作、芦田愛菜という女優の成長も含めとても期待のできる1作に仕上がっています。

また、原作本も文庫化されているので、読んでない方は手に取ってみるのもお勧めです。