映画あらすじ

映画【ハニーランド 永遠の谷】あらすじキャスト見どころ!自然と人間の生き方を追ったドキュメンタリ-映画

第92回アカデミー賞ノミネート作品でもあるドキュメント映画「ハニーランド 永遠の谷」が公開となります。

リューボ・ステファノフ監督とタマラ・コテフスカ監督がメガホンを取っています。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【ハニーランド 永遠の谷】作品概要

(C)2019, Trice Films & Apollo Media

公開日(日本):未定

上映時間:86分

監督:リューボ・ステファノフ、タマラ・コテフスカ

編集:アタナス・ゲオルギエフ

制作:アタナス・ゲオルギエフ

作品概要

北マケドニアの自然養蜂家の女性を追ったドキュメンタリー映画です。

第92回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞とあわせて国際映画賞にもノミネートされた話題作です。

リューボ・ステファノフ監督とタマラ・コテフスカ監督が3年の月日をかけ、人間と自然の存在を描きました。

予告動画

映画【ハニーランド 永遠の谷】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2019, Trice Films & Apollo Media

この話の主人公は北マケドニアの首都スコピエから20キロほど離れた谷に住んでいる。

電気も水道もない故郷の谷で、寝たきりで盲目の年おいた母親と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家と呼ばれるの女性。

足場の確保も難しい断崖の岩肌にある蜜蜂の巣に行きハチミツを採取して暮らす彼女。

彼女の信念は「半分はわたしに、半分はあなたに」。

それが持続可能な生活と自然を守ることにつながるという。

しかし、彼女の平和な生活は7人の子供と牛たちを引き連れてきた一家の襲来で激変していまう。

ある日突然、となりにトレーラーハウスに見知らぬ家族が暮らすようになる。

戸惑いつつも最初は一家とコミュニケーションを取ろうと彼らや子供たちと触れ合う女性。

しかし、一家の襲来はそれまで彼女が築いてきた繊細な生態系に変化をもたらすこととなる。

映画【ハニーランド 永遠の谷】作品解説

(C)2019, Trice Films & Apollo Media

この映画は第92回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞とあわせて国際映画賞にノミネートされたことで話題となった作品です。

両賞に同時にノミネートされたのは史上初の快挙であり、またアカデミー賞以外にもサンダンス映画祭ではグランプリを含む3冠を受賞しています。

他にも全米映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞最優秀ノンフィクション賞など各国の映画祭で賞を獲得しており、その受賞数はあわせて30以上にも昇りました。

またアメリカではニューヨークタイムズなど多くの新聞で紹介され、著名人や映画関係者からも賞賛のコメントが多く寄せられる作品となりました。

この映画の撮影に要した時間は「3年の歳月と400時間」と長期にわたりました。

監督は撮影対象との親密な関係を築き、構築された関係の中で物語をありのままに撮影する方法を目指しました。

その結果、人間と自然の繊細かつ絶妙なバランスをフィルムに納めることに成功し、近代化が進む現代社会において急速に姿を消しつつある生き方を描いています。

監督紹介

この映画を監督したのはリューボ・ステファノフとタマラ・コテフスカです。

リューボ・ステファノフはマケドニアの映画監督です。

以前、環境映画「 Lake of Apples」にて監督を務めた際もタマラ・コテフスカタッグを組んでいたそうです。

ドキュメンタリーの分野に実に20年以上携わっており、これまで国連やユーロナチュア、スイスコンタクトなどの機関の環境問題に関するコミュニケーションの概念とドキュメンタリ-に取り組んできたといいます。

この映画を撮影するにあたり、撮影場所が電気も水も通っていない場所だったため、近隣の都市で機材を充電して撮影場所に行き、3,4日撮影してまだ充電に戻るという過酷な撮影手段をとったということです。

タマラ・コテフスカはマケドニア共和国生まれのまだ26歳という若手監督です。

スコピエのドキュメンタリー映画映画に重点を置いているキリルメトディウス大学の演劇学部出身のようです。

この映画の撮影のために3年間、北マケドニアのベキリヤで過ごし、女性養蜂家のドキュメントの撮影に成功しました。

養蜂家に出会った当初、この作品は短編ドキュメントになる予定であったといいます。

本作品以外には2014年の「Games」「Man vs. Flock」などの作品があります。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2019, Trice Films & Apollo Media

この映画の見どころは、自然養蜂家である女性と、引っ越してきたよそ者である家族との対比です。

彼女はあくまでも自然によりそって生活しており、必要以上を求めようとはしませんが、そんな彼女の生活を脅かす事態に遭遇します。

それはまるで現在において急速に失われている生き方と資本主義の対比であるかのように見受けられます。

また3年という長い月日をかけて撮影された北マケドニアの美しい自然の映像美にも注目して観ていただきたいです。

この映画は忙しい近代社会において、急かされ自分を見失っているような人に、自然のままに生きるというライフスタイルがあるという事も提案してくれるようなそんな作品となっています。

まとめ

以上が「ハニーランド 永遠の谷」のあらすじと見どころになります。

ハリウッド超大作でもなく、泣ける恋愛映画でもなく中々身近にはない作品かもしれませんが、アカデミー賞ノミネート作品という快挙もあり、この度日本公開という貴重な機会が得られた作品なのでこの機会に是非観に行く作品の候補に入れてみてください。

自分のライフスタイルを見つめなおすきっかけとなったり、信念を貫くという強さを教えてくれる作品であると思います。

雑誌などにも取り上げられているようなので、是非チェックしてみてください。