映画あらすじ

映画【ハリエット】あらすじキャスト見どころ!奴隷解放運動家として戦った女性の伝記ドラマ

奴隷解放運動家の女性の半生を描いた映画「ハリエット」が2020年3月27日に公開となります。

シンシア・エリボが主演を務め、女性監督であるケイシー・レモンズがメガホンを取りました。

あらすじ、キャストなど作品情報をはじめ、見どころ紹介記事です。ネタバレはありません!

映画【ハリエット】作品概要

(C)2019 Universal Pictures International, Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

公開日(日本):2020年3月27日

上映時間:125分

原題:Harriet

監督:ケイシー・レモンズ

脚本:グレゴリー・アレン・ハワード、ケイシー・レモンズ

原案:グレゴリー・アレン・ハワード

作品概要

アフリカ系アメリカ人女性として活動したハリエット・タブマンの激動の人生を描いた映画です。

奴隷たちの逃亡を手助けし、人生をかけて奴隷解放運動家として戦った女性の姿を描きます。

「プレイヤー 死の祈り」でも有名なケイシー・レモンズが監督を務め、ミュージカル女優のシンシア・エリボが主演を務めます。

予告動画

映画【ハリエット】あらすじ(ネタバレなし)

(C)2019 Universal Pictures International, Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

舞台は1849年のアメリカ、メリーランド州。

幼い頃からブローダス家が所有する農園で奴隷として働かされ過酷な暮らしをしていたミンティことアラミンタ・ロス。

彼女の夢はいつか自由の身となって家族一緒に人間らしい生活を送ること。

ある日、奴隷王のエドワードが急死してしまい、借金の返済に困窮したブローダス家はミンティを売ることを決定する。

しかし遠く離れた南部に売り飛ばされてしまったらもう二度と家族に会うことはできず、それどころかお互いの消息もわからなくなってしまう。

家族との永遠の別れを察知したミンティは脱走することを決意、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指したった1人で旅立つこととなる。

映画【ハリエット】作品解説

(C)2019 Universal Pictures International, Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

この映画で取り上げられているハリエット・タブマンは1800年代にアメリカに実在した奴隷解放運動家です。

黒人の奴隷解放のため闘い続けた彼女はその功績から尊敬を込めて、「女モーセ」「黒人のモーセ」などと呼ばれることもあるそうです。

その理由は古代エジプトで奴隷となっていたイスラエル人をカナンの地に導いた、預言者モーセにちなんだ呼び名だそうです。

その生涯をかけて奴隷解放活動のため働き続けた彼女の活躍は時代がたった今でも多くの人が彼女の活動を評価しています。

また彼女は新20ドル札のデザインに、アフリカ系アメリカ人として初となる肖像画が使われることが決まっています。

これは2016年に行われた新紙幣のデザインをめぐる60万人以上を対象とした調査でハリエットが1位を獲得していた結果であり、彼女の人気が後世にまで語り継がれている証拠と言えるでしょう。

この映画は2019年11月1日に全米2059館で公開され、当初の興行収入予想を上回る、公開初週末1167万ドルという記録をのこしており、また第92回アカデミー賞の主演女優賞、歌曲賞にもノミネートされました。

キャスト紹介

キャスト

シンシア・エリボ(アラミンタ・ロス(ミンティ))

レスリー・オドム・Jr.(ウィリアム・スティル)

ジャネール・モネイ(マリー・ブキャノン)

ジョー・アルウィン(ギデオン・ブロデス)

解説

ハリエットを演じるのはミュージカル女優シンシア・エリボです。

イギリスロンドンの生まれであり、王立演劇学校を卒業しています。

2011年に舞台「天使にラブソングを」の英国ツアーで主人公役を務め、2013年には「カラーパープル」の主役に抜擢されます。

2015年からはブロードウェイでも同役を演じており、翌年には第70回トニー賞の最優秀主演女優賞に選ばれました。

映画デビューは2018年の「ホテル・エルロワイヤル」であり、まだ同年の「ロスト・マネー 偽りの報酬」でも主要キャストに抜擢されています。

本作は映画3作目にして初の主演作であり、第92回アカデミー賞主演女優賞、主題歌の「Stand Up」で主題歌賞にノミネートされています。

また、第77回ゴールデングローブ賞他数々の映画賞で30以上の賞のノミネートを果たしました。


レスリー・オドム・Jr.はニューヨーク生まれの俳優です。

大学卒業後テレビで様々な作品に出演し、2016年には「ハミルトン」でトニー賞で実に11部門を獲得するなどして注目を集めます。

人気テレビシリーズである「グレイズ・アナトミー」や「パーソン・オブ・インタレスト」などにゲストとしても出演しています。

2017年には人気ミステリー小説の映画化作品「オリエント急行殺人事件」にも出演しました。

ジャネール・モネイはアメリカカンザス生まれの歌手・女優です

ニューヨークのアメリカン・ミュージカル・アンド・ドラマ・アカデミー出身であり、2007年にソロアルバム「Metropolis」を発表してから歌手・作曲家・音楽プロデューサーなどの幅広い活躍を見せています。

アメリカ初の有人宇宙飛行計画を支えた黒人女性を描いた2016年の映画「ドリーム」で映画デビューを果たし、また同年の「ムーンライト」にも出演しています。

見どころ紹介&こんな人におすすめ

(C)2019 Universal Pictures International, Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

この映画の見どころは実在した黒人女性運動家の戦いと、その時代に彼らがおかれていた現状です。

奴隷化解放運動はあまり日本では馴染みがなく、「ハリエット」の名を知っている人は少ないのではないでしょうか。

かつてのアメリカでは奴隷問題は非常に深く根差しており、彼女のみならず何人もの活動家たちが解放のために注力していたといいます。

彼女が新紙幣に選ばれたのも、そういった歴史を繰り返さないための戒めとして必要なことと言えます。

世代を問わず多くの人に観ていただきたい映画であり、日本人だから関係ない、や「他人事」の話と捉えず、アメリカの歴史の真実を知る良いきっかけとなる映画となると思います。

まとめ

以上が「ハリエット」のあらすじと見どころになります。

この作品を観ないと知る機会の少ないであろう大切な歴史がこの映画にはあります。

生涯をかけて闘った彼女の想いを是非劇場で感じるため、是非スクリーンに足を運んでみてください。